くしゃくしゃと
わたしの頭を撫でる
君の手は
大きくて暖かくて
何故か泣きたくなった
わたしは君がすきで
でも君はわたしを見ない
一方通行な想い
夢はいつか終わる
そんなこと知っていたけれど
それは今じゃないと
泣きながら君にすがりついた
くしゃくしゃと
君への想いを捨てる
ごみ箱は
もういっぱいで溢れ出して
捨てきれないんだ
届かない手のひら
君のぬくもり
君の、笑顔
どうすれば良いんだろう
君に相談なんて出来るわけない
君は誰よりも優しいから
わたしは君がすきで
でも君はわたしを見ない
一方通行な想い
夢はいつか終わる
そんなこと知っていたけれど
それは今なのだと
理解したくないわたしは
みっともなく
君にすがって
手を伸ばし続けるんだ
☆☆☆